この記事の要点
折り方式と各面の実寸を印刷会社から確認し、表紙に場所の要約、内面に地図、裏面に住所・連絡先を置き、折り見本で検査します。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
展開画面だけで配置し、入口名やQRコードが折り目にかかり、閉じた状態では住所が見つからない
自分で整理する手順
- 折り方式、仕上がり寸法、各面幅を確認する
- 閉じた状態と開いた順序の情報役割を決める
- 地図の文字・入口・QRを折り安全域から離す
- 実寸ダミーを折って表裏・天地を確認する
折り加工後の面を先に考える
展開データ上で三等分に見えても、巻き三つ折りでは内側へ入る面を少し狭くするなど、印刷会社ごとの指定があります。まずテンプレートと折り方向を受け取り、表紙、開いた最初の面、全面展開の順で何を読ませるか決めます。地図が二面をまたぐ場合は、重要な経路や入口名を折り目から離します。
観音折りなど方式が違えば面配置も変わるため、名称だけで判断せず寸法図を確認します。
地図・住所・QRを別の役割にする
地図には最寄り起点から入口まで、住所欄には検索・郵送に使える正式表記、QRには更新可能な詳細ページという役割を持たせます。同じ情報を三回小さく繰り返すより、裏面に連絡先をまとめ、内面の地図を大きく取ります。パンフレットだけを持って来訪する人もいるため、通信を前提にせず最低限の経路を紙へ残します。
QRは折れや湾曲で読めない位置を避け、原寸の印刷見本で試します。
画面校正の後に紙を折る
PDF上では正しく見えても、両面印刷の短辺・長辺綴じの違いで天地が逆になることがあります。プリンターで表裏を仮出力し、実際に折ってページ順、向き、文字の欠け、紙厚による膨らみを確認します。地図の色は紙質や印刷方式で沈むことがあるため、経路を色だけで区別しません。
納品時は編集可能なマスター、入稿用PDF、確認用PDFを分け、どれが印刷確定版か明記します。
制作を依頼する目安
- 巻き三つ折り等の面幅調整を含む入稿が必要
- 地図・施設紹介・写真を一体で情報設計したい
- 特殊紙や加工を含め読取り試験が必要
依頼時に渡す情報
- 展開・仕上がり寸法
- 折り方式と面幅
- 印刷会社テンプレート
- 地図の元データ
- 住所・電話・営業時間
- QRリンク先
- 写真・ロゴ素材
- 部数と納期
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 表裏と折り順が正しい
- 入口名が折り目にかからない
- QR周囲に余白がある
- 閉じた状態でも施設名と住所を見つけられる
- 塗り足し・安全域を守った
- 実寸の折り見本で確認した