この記事の要点
設備の種類だけでなく階移動、利用条件、現在地からの入口側を示し、現地のピクトグラムと統一する。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
設備アイコンはあるものの、階、利用対象、入口方向が分からず、最寄りではなく使えない設備へ案内してしまう。
最寄りより利用できる設備を示す
トイレ、授乳室、休憩場所など、探される設備を施設で使っている名称と記号で整理します。似た設備が複数ある場合は、利用条件や設置階を添えてください。色だけに頼らず、記号と短い名称を組み合わせると、モノクロ印刷でも設備を区別できます。
アイコンと入口方向を組み合わせる
設備の位置を示す点と、実際に入る扉を分けて確認します。壁の裏側に設備があっても、近くの通路から入れるとは限りません。曲がり角や通路の接続を残し、エレベーターを降りてから入口へ向かう動きが図上で途切れないようにします。
テナント変更と共用部変更を分ける
店舗一覧、設備案内、期間限定の催事を一枚へ詰め込まず、必要な情報を切り分けます。全体図では設備の位置と接続を示し、詳しい利用時間は一覧へ移す方法もあります。現地掲示・Web・配布紙で名称が違わないよう、更新に使う名称表を共通にしてください。
自分で整理する手順
- 問い合わせの多い設備と利用条件を一覧にする
- 各設備の入口位置を現地で確認する
- 現在地から使える上下移動設備と結び付ける
- 館内サインとWeb図のアイコン・名称をそろえる
制作を依頼する目安
- 設備数が多く検索・多言語対応が必要
- 改装でテナントと共用部の更新頻度が異なる
- アクセシビリティ情報を正確に掲載する
依頼時に渡す情報
- 各トイレの種類と入口側を記録した設備表
- 授乳室・おむつ交換台の利用対象条件
- 休憩席が使える時間と催事時の閉鎖予定
- 設備へ接続するエレベーターの停止階
- 館内で採用済みのピクトグラム原本
- テナント更新層と共用部層の管理形式
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 設備記号を実際の扉側へ配置している
- 多目的設備の内容を一律に見せていない
- 別区画内で使えない最寄り設備を除外した
- 天井札とWeb面のアイコン形状が一致する
- 昇降機経由でも目的設備へ到達できる
- 店舗入替で共用部の位置をずらしていない