この記事の要点
設備を「到着」「滞在」「困ったとき」「退出」の行動別に整理し、仮設か常設かと利用時間も示す。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
出店名や催しを目立たせる一方、来場者が困ったときに必要なトイレ、救護、休憩、退出口を探せない。
催しより先に基礎設備を置く
来場者は目当ての催しだけでなく、到着時に受付を探し、滞在中にトイレや休憩所を使い、困ったときに救護や本部を頼ります。出店ロゴを配置する前に、入口、受付、トイレ、休憩、給水、救護、退出を行動順に置きます。会場へ入った人が最初に必要とする受付と、体調不良時に必要な救護を、出店ロゴより強く表示します。
滞在時間が長い催事なら給水と日陰の位置も優先します。
常設と仮設を見分けられるようにする
公園の常設トイレと当日だけの仮設トイレでは、利用時間や設備条件が異なることがあります。枠や注記で常設・仮設を区別し、仮設設備には利用できる開催日や時間を示します。授乳室、車いす対応、手洗いなどの機能は、設置業者や主催者が確認できた条件だけを掲載し、予定情報を確定済みのように見せません。
設営後の最終確認を予定へ入れる
テントや柵の位置は図面から数メートルずれるだけでも、入口から見えなくなる場合があります。開場前に案内担当が巡回し、テント番号、入口の向き、柵による行き止まりを含めて、地図・案内板・現物の名称と位置を照合します。移動した設備があれば現物へ合わせ、Web画像と入口の大判掲示を同じ版・時刻へ更新します。
自分で整理する手順
- 入口から退出まで来場者の行動を時系列で書く
- 設備を常設と仮設に分けて位置を確認する
- 受付・救護・トイレなど優先設備から図へ配置する
- 設営後に現物と図を歩いて照合する
制作を依頼する目安
- 会場が広く複数入口・複数ゾーンがある
- 多数の出店と設備を索引化する必要がある
- 警備・救護・施設管理者との確認が必要
依頼時に渡す情報
- 開催日に開く入場口と退出口の配置
- 仮設トイレ・給水・日陰の設置仕様
- 救護所と運営本部を区別する呼称
- 授乳・車いす対応設備の確認済み条件
- 各テント番号と担当団体の一覧
- 設営完了後に巡回する確認担当者名
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 催し名より先に受付と救護を発見できる
- 常設設備と開催日限定設備を枠で分けた
- 利用可能時間を小さな凡例へ隠していない
- 柵設置後も休憩所への通路が開いている
- 救護記号をスタッフ控室へ使っていない
- 入口大判図と公式画像の版時刻が同じ