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店舗・施設のアクセスマップ

地下街を通る店舗アクセスで出口番号だけに頼らない案内

駅改札から地下街を経由する店舗について、出口番号、地下街の区画名、階層、曲がり角、利用時間をつないで案内する方法を説明します。

この記事の対象

地下街・地下通路・駅直結施設を経由する店舗で、改札からの問い合わせが多い運営担当者

この記事の要点

改札、地下街の公式区画名、階層が変わる地点、店舗入口を段階化し、現地サインと同じ表記でつなぎ、通路の利用時間が異なる経路は別案内にする。

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どこで案内が途切れるのか

最寄り出口番号だけを案内し、どの改札を出るか、地下街のどの区画を通るか、閉鎖時間にはどこへ迂回するかが分からない。

自分で整理する手順

  1. 主要路線ごとに来訪者が使う改札を決める
  2. 改札から店舗まで歩き、公式サインの出口番号と区画名を記録する
  3. 階段・エスカレーター・エレベーターで階層が変わる地点を分ける
  4. 地下通路の利用可能時間と閉鎖時の地上経路を管理者へ確認する
  5. 現地の分岐サインを基準に図と文章を照合する

出口番号の前に改札と地下街区画を示す

同じ出口番号を目指しても、別の改札から出ると地下街内で大きく回ることがあります。案内は「○番出口」の一語から始めず、路線ごとの推奨改札、地下街の公式な区画名、最初に従う方面表示を順に並べます。広域図には改札と目的区画の関係、詳細図には区画内の曲がり角と店舗入口を描き、共通の番号でつなぎます。

通路の見た目は似ているため、店の色や期間限定広告より、柱番号、広場名、施設入口名など現地で継続使用される表示を優先します。

階層の変化を一本の平面図で隠さない

地下二階の改札から地下一階の通路へ上がり、さらに一階の店舗入口へ進む経路を一枚の平面図にすると、利用者はいつ階が変わったか分かりません。階段、エスカレーター、エレベーターを境に図を区切り、「現在B2」「ここからB1」のように階層を明記します。

エレベーター経路が遠回りになる場合は最短線へ無理に重ねず、別の手順として提示します。上下移動後に向く方向が変わる地点では、降りた正面に見える公式サインを文章にも入れます。

B2の改札からエレベーターで1階へ上がり、地上出口に出る断面図。
出口番号だけでなく、階の移動も描きます。説明用の架空例です。実在の経路・設備・条件を示すものではありません。図を大きく見る

通路の利用時間と権利条件を確認する

地下通路や施設連絡口は、店舗が営業していても早朝・深夜や休館日に閉じる場合があります。駅、地下街、建物それぞれの管理者へ利用可能時間を確認し、通常経路が使えない時間の地上ルートを分けて案内します。

交通機関や地下街が公開する構内図、ロゴ、サイン画像には個別の利用条件があるため、画面を切り取ったり無断でトレースしたりせず、必要な名称と自社で確認した判断点から独自の模式図を作ります。工事や名称変更に備えて確認日と見直し担当も残します。

制作を依頼する目安

  • 複数路線・複数改札から地下街内で経路が合流する
  • 地下と地上、施設内の三つの管理区域をまたいで案内する
  • 営業時間や工事によって利用可能な通路が頻繁に変わる
  • エレベーター経路と最短経路を別版として整理する必要がある

依頼時に渡す情報

  • 対象路線と推奨改札の正式名称
  • 地下街・施設の公式区画名と出口番号
  • 各分岐で見える現地サインの写真
  • 階層が変わる階段・エスカレーター・エレベーター
  • 通路と施設入口の利用可能時間
  • 閉鎖時に使う地上の代替経路
  • 店舗入口の地下街側・施設側の呼び名
  • 管理者へ確認した日と更新予定

公開前の確認項目

未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。

  • 駅出口番号だけで改札からの道順を省略していない
  • 地下街の区画名を現地サインと同じ表記にした
  • 階層が変わるたびに現在階を示した
  • 地下通路の開放時間と店舗営業時間を混同していない
  • 閉鎖時の代替経路を同じ線へ重ね過ぎていない
  • 交通機関や地下街の地図・ロゴの利用条件を確認した
  • 改札から店舗扉まで実際に歩いて照合した
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