この記事の要点
集合場所は出口・目印・立ち位置まで一点に定め、車両情報と連絡手順を地図外の文章に分け、交通を妨げる待機を促さない案内にします。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
『駅前ロータリー』だけでは場所が特定できず、乗客が別出口や一般バス乗り場で待ってしまう
自分で整理する手順
- 乗降許可と駅前広場の運用を管理者へ確認する
- 出口から集合点まで乗客目線で歩く
- 集合点から見える固定目印を二つ選ぶ
- 車両の表示、出発時刻、遅刻時の対応を文章化する
集合点を面ではなく点で指定する
ロータリーや駅前広場は広く、同じ名称のバス乗り場が複数あります。『北口ロータリー』で止めず、『北口二番出口を出て右、案内板Bの前』のように徒歩でたどれる一点へ落とし込みます。ただし利用者を車道際に立たせず、管理者が認めた安全な待機場所を選びます。
工事や催事で使えない場合があるため、運行日前に現況を確認し、臨時変更を知らせる媒体も事前に決めます。
地図と運行情報を分離する
集合場所の地図に便名、全時刻、車両番号、連絡先を詰め込むと、運行変更のたびに地図画像まで作り直すことになります。地図は出口から集合点までの固定経路に絞り、日時や車両情報は編集しやすい文章欄で示します。印刷物では版の日付を付け、Webでは更新日時を明記します。
車両の色だけでは色覚や照明条件で判別しにくいため、施設名ボードや便名も組み合わせます。
乗り遅れ時までが案内設計
出発時刻に集合点へいなかった人が、走行中の車両を追ったり別の乗り場へ移動したりしないよう、待機時間と乗り遅れ時の対応を明記します。連絡先を載せる場合は、個人の番号ではなく運用可能な窓口を使い、対応時間も示します。
乗降場所の写真には一般利用者の顔や車両番号が写りやすいため公開範囲を点検し、必要なら現地の位置関係を確認した模式図と文字情報で伝えます。
制作を依頼する目安
- 複数便・複数車両を色だけでなく明確に識別させる必要がある
- 大規模イベントで臨時動線や誘導員配置がある
- 交通管理者との調整内容を図面へ正確に反映する必要がある
依頼時に渡す情報
- 正式な集合場所
- 使用許可・運用条件
- 駅出口からの徒歩写真
- 目印と立ち位置
- 車両色・表示・便名
- 出発時刻と集合締切
- 乗り遅れ時の連絡方法
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 出口番号と集合点が一意に分かる
- 一般交通を妨げる場所を待機位置にしていない
- 車両の識別を色だけに頼っていない
- 雨天時の待機場所を確認した
- 時刻変更時の更新箇所が分かる
- 緊急連絡先を公開してよい範囲で扱った