この記事の要点
場所、経路、表示、利用条件、媒体の五群を確認日付きで点検し、一つの変更から影響する全媒体を追える台帳を持ちます。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
地図だけ直して現地看板が古いまま、または区画・入口が変わっても過去の画像や印刷物が残る
自分で整理する手順
- 入口から受付までを車・徒歩・夜間の条件で再走査する
- 区画番号、道路規制、営業時間、料金、看板状態を記録する
- Web、PDF、予約メール、SNS、印刷物、現地サインを棚卸しする
- 変更内容、確認者、確認日、次回点検日を台帳へ残す
一地点の変更から全媒体をたどる
入口が十メートル移動しただけでも、Web地図、予約メール、PDF、SNS固定投稿、チラシ、駐車場看板、館内矢印へ影響します。媒体名、掲載場所、元データ、担当者、最終更新日を台帳にし、入口や区画などの地点IDから対象を検索できるようにします。公開フォルダの画像だけを直接直さず、原稿から再生成します。
入口名称を試験的に一つ変え、媒体台帳から予約メール、PDF、現地矢印まで漏れなく抽出できるか試します。見つからなかった掲出物があれば地点IDとの関連付けを追加し、次の変更では同じ漏れが起きないようにします。
昼の目視だけで点検を終えない
営業時間外入口、夜間照明、雨で見えにくい路面番号、休日だけ閉まるゲートは、平日昼の確認では発見できません。問い合わせ記録から迷いが出る条件を拾い、車での接近、降車後の徒歩、夜間・休日を組み合わせて確認します。変化がなくても確認日を更新し、次回点検の根拠を残します。
休日夜間に監査担当が案内を追い、昼間の担当者が気づかなかった消灯、施錠、読めない区画番号を写真付きで記録します。問い合わせの多い曜日と時間帯を優先し、変化なしという結果も確認日と共に残します。
古い案内を止めるところまで更新とする
新しい画像を公開しても、旧PDFへの直リンクや過去のQR、受付に残った印刷物が使われれば案内は二重になります。旧URLをどう扱うか決め、必要なら新ページへ誘導し、古い看板と配布物を回収します。更新完了は制作ファイルの納品日ではなく、現地と利用中の全媒体で表示が揃った日として記録します。
旧版のURLとQRを一覧で開き、回収できない紙面には新版へ辿れる問い合わせ先が残るかも確認します。新画像の公開件数だけで完了を判断せず、旧経路を示す入口看板や添付ファイルが使われなくなった時点を終了とします。
制作を依頼する目安
- 元データがなく画像しか残っていない地図を大幅修正する
- 複数拠点・多数媒体の表記統一が必要
- 看板の再製作・施工・制度確認を伴う
依頼時に渡す情報
- 現在公開中の地図・看板・印刷物一覧
- 変更前後の入口・区画・道路写真
- 編集可能な地図元データ、使用フォント名・入手先、共有できる素材
- 道路・駐車場・営業時間の確認元
- 変更対象媒体と優先公開日
- 承認者・更新担当者・次回確認日
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 一方通行・通行止め・入口位置を再確認する
- 駐車区画番号と利用条件を照合する
- 夜間・休日の見え方と施錠を確認する
- Webと現地看板の名称・矢印を一致させる
- 古いPDF・画像・QRリンクを残さない
- 確認日と次回点検日を記録する