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フロア・施設内・会場図

ホテル館内図で客室番号と共用設備を探しやすくする

ホテルや旅館で客室番号、エレベーター、浴場、朝食会場を短時間で探せる館内図の番号設計と時間案内をまとめます。

この記事の対象

宿泊客から館内設備の場所を尋ねられるホテル・旅館の担当者

この記事の要点

階別図と設備索引を分け、客室番号の並び規則、上下移動の基準点、設備の利用時間を近くに示す。

必要な項目から読む

どこで案内が途切れるのか

建物全体を一枚に縮小しすぎて客室番号が読めず、時間帯で使える設備や入口の違いも伝わらない。

客室と設備を同じ密度で描かない

客室番号は連続性が重要ですが、朝食会場や浴場は名称と方向が分かれば十分なことがあります。すべてを同じ大きさで詰めず、階別の客室図と共用設備の索引を役割分担させます。増築で番号が飛ぶ場所は図上でも明示します。客室番号の百の位が階を示すなら、その規則をエレベーターホールに一行で説明します。

例外番号がある区画は境界を描き、連番だと思って進む誤りを防ぎます。

客室を201–205と206–210のまとまりで表示し、エレベーターからの通路を示す。
客室番号をまとまりで示し、降りた場所から照合できるようにします。説明用の架空例です。実在の経路・設備・条件を示すものではありません。図を大きく見る

エレベーターを基準点にする

宿泊者が到着して最初に探すのは、部屋番号とエレベーターからの進行方向です。客室階の図にはこの二つを優先し、レストランなど別階の設備は階名と案内先を添えます。部屋番号の並びが左右で違う場合は、矢印だけでなく番号の範囲を表示してください。

時間と利用条件を分離して更新する

廊下、エレベーター、客室番号などの固定情報と、朝食会場・営業時間など変更される情報を分けて管理します。期間限定の案内を図へ直接描き込むより、差し替え欄にまとめる方が更新箇所を追いやすくなります。変更時は客室内の案内、フロント配布物、Webの表示を照合してください。

自分で整理する手順

  1. 客室番号の並びと通路の分岐を階ごとに確認する
  2. エレベーターを共通の基準点として図をそろえる
  3. 共用設備を用途別の少数記号へ整理する
  4. カードキー制限や利用時間を図の近くへ添える

制作を依頼する目安

  • 複数棟や増築で番号規則が途切れる
  • 外国語版とアクセシブル経路版が必要
  • 館内改装に合わせてサイン一式を更新する

依頼時に渡す情報

  • 全客室番号とフロアを対応させた台帳
  • 東西エレベーターから見える最初の室番号
  • 大浴場・朝食会場など設備ごとの営業時刻
  • カードキーで入れない区域の境界資料
  • 増築部で途切れる番号規則の説明
  • 客室案内冊子とロビー掲示の完成サイズ

公開前の確認項目

未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。

  • 百の位と階数の関係を例外込みで説明した
  • 昇降機ごとに客室までの方向を分けた
  • 宿泊者専用区域を一般客へ開放表示していない
  • 室番号をベッドサイド用紙でも判読できる
  • 会場変更を固定平面へ焼き込んでいない
  • 夜間玄関の施錠条件をフロントと照合した
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