この記事の要点
選手版、観客版、運営版を分け、会場コードと禁止境界だけを共通化し、対象者を図面上に明記する。
必要な項目から読む
どこで案内が途切れるのか
選手用の運営図を観客にも配り、立入制限や受付位置が曖昧になり、競技動線と観客動線が交差する。
同じ目的地でも順序が違う
選手、観客、スタッフについて、入れる門、受付、移動先を分けて確認します。選手用の更衣室や待機場所を、観客の回遊路と同じ矢印で案内しないでください。共通の入口から分かれる場合は、分岐点に対象者名を表示します。
境界と接続点を共通化する
競技エリア、観覧席、通路の区別を、色だけでなく線種と名称でも示します。立入りできる範囲は主催者に確認し、空きスペースを自由に通れるような表現にしないでください。観客がトイレや売店へ向かう際に選手の動線を横切らないかも照合します。
競技進行による変化を扱う
開始前の受付、競技中、終了後の移動を別々に確認します。時間帯で利用する門が変わる場合は、図を分けるか、切り替わる条件を明示してください。バスや駐車場へ向かう帰路まで案内に含め、交通誘導の内容は主催者の運営計画と一致させます。
自分で整理する手順
- 選手・観客・運営の行動順と入口を分ける
- 更衣・招集・観覧など対象者別設備を整理する
- 交差する地点と時間帯を運営担当へ確認する
- 対象者名を大きく入れた別版として制作する
制作を依頼する目安
- 競技規則・警備・施設利用条件の調整が必要
- 複数競技で区画と動線が時間変化する
- 参加者データやチケット区分と連動する
依頼時に渡す情報
- 選手・観客・運営ごとの入口割当
- 競技者の受付・更衣・招集順序表
- 観客席・売店・退場口の利用区分
- 競技区域と一般区域の境界資料
- 表彰式前後で変化する動線時刻
- 対象別三版へ共通使用する場所コード
公開前の確認項目
未確認の項目を残さず、該当しないものはその理由も記録します。
- 表紙だけで利用対象を判別できる
- 選手用の招集口を観客へ示していない
- 共用設備の位置が三版で食い違わない
- 立入境界を施設基準図から転記した
- 区域変更を場内放送と入口札へ反映した
- 大会順路を避難誘導図として扱っていない